ばきりノす、ガッキーがnakayoshi groupにインタビューしてみました☆

大阪でほとんどライブをした事がないという、nakayoshi groupとchimidoroに
ガッキーが色々質問しちゃってます。
この質問で、なかよしグループの事気になっちゃって下さい!
→chimidoroインタビューはこちら。


(以下は、Gはガキ、Mは森川君、Hは平野君。)

-Gまずは、なかよしグループの結成と成り立ちについて教えてください。

M:もともと平野君はヌマイロ、僕はセックスキスって別のバンドをやってて。セックスキッス は、中心メンバーが某漫画家さんでその人が忙しくなり、活動自体が自然消滅してしまったんです。その当時、高円寺の円盤でMAPというレーベルが、月1でイベントをやってて、そこにレギュラーでベストミュージックというデザイナーの小田島等さんとミュージシャンの細野しんいちさんのユニットが出演していて、僕らにとっては師匠なんですが、その師匠がおまえらなんかやれって言われたのがきっかけで….

H:もっとソフトにですが(笑)

M:あと山本ムーグさんにもバンドやった方がいいと言われて本格的に結成しました。セックスキッスから2人とヌマイロから2人で計四人のバンド。結成したものの、あんまりスタジオには入らず、2004年の当時は全く練習もせず、バンドのロゴを考えたり、そんなことばっかりしてましたね。(笑)
うまくいかなかったわけでもないけど、円盤とモナレコードでライブをした後、ベースがいなくなって、2006年頃ボーカルの後藤君が加入し、その後、2009年頃、酒井君も入ったんです 。


-G:なかよしグループというバンド名の由来は?

H:森川くん家にあった誰かのレコードに書いてあったファンクラブの名前がなかよしって名前で、なかよしっていいよねってことで決まった覚えがあります。
あとは、海外でライブをやるときにthe nakayoshi groupと発音してもらうとカッコいいよねって、ボンクラなことも話してた気がする(笑)


-G:後藤さんが入ってから歌ものになったのでしょうか、それとも、もともと歌ものバンドだったんでしょうか?

H
:音痴ですが、myspaceのI wanna be your friendは僕です。

G
:平野さんが歌ってたんですね。

M:あじがあってよかったよ。平野君は緊張するっていうか照れるので、ボーカルがそれではイカンだろってことだった。 友達を通して仲良くなった後藤君とカラオケへ行く機会があって、彼が歌うマドンナが、めちゃくちゃ格好良かったのでスカウトして、ボーカリスト後藤が誕生したって感じです。しかも、後藤君は今までバンドとかやったことがなかったんで、20代中盤から初めてのバンド活動。その辺も自分では新鮮で面白かったですね。
後藤くんを加え、結構活動をしていたら、そのうちオリジナルメンバーの大越君が抜けたんです。

H : オリジナルメンバーの大越君という天才がやめてしまって…天才っていうか天才肌。

G:天才肌の大越さんが抜けたことは、なかよしグループにとって、大きな変化だったのかな?

M:音楽面に関しては特に変わりはないように思いますけどね。その後、あっちゃんが加入してバンドを分かってる人がメンバーになったことのほうが影響大きかったですね。


-G:ボーカルの後藤さんについて。お二人にとってどんな存在でしょうか。彼の魅力を教えてほしいです!

M:以前、とあるミュージシャンの方が「後藤くんは死なないイアン・カーティスだね」と評していて、それが僕の中では今でも一番しっくりきてる。
彼はイラストも描いていて(http://www.gototetsuya.com/)galaxxxyというアパレルブランドからTシャツが発売されていたり、撃鉄のツアーTシャツやジャケットに使われてたりして、歌声やイラストにしても日本人っぽくない、どこの国の人でもないようなボヘミアンな浮遊感ある表現が魅力だと思ってます。


-G:なかよしグループの楽器編成は、ボーカルの後藤さん以外、固定されず、時々で変化し、   各自がいろんな楽器を扱い、演奏されているんですよね。

M
:あんま他のバンドみたいに担当がきっちりしてなくて。後藤くん以外は時々で変わるので良い意味でも悪い意味でも成熟しない。

G :成熟しないの?

M:まったくしない(笑)

H :ギターウルフが成熟しちゃだめだって言ってたので。

G :成熟は敵なんだ。

M:あと歌詞とかも特に決まってなくて、まず日本語歌詞がない。 ないってことはないけれど
ほとんどないよね。

H: ごとう語、英語っぽいごとう語。

M : あんま明確に伝えたいことがないことが売りでもあり、僕の中ではコンプレックスでもある。最近、ゲットー酒場に出てもらったパジャマパーティズとかチミドロが所属してるTOKYO FUN PARTYの主催のサッカーボーイくんとか言いたいことがあって本当に格好良いと思う。でも僕らはそこで勝負してないのでいいのかなと思ってる。

G:それをなかよしでやりたいとかは思わないのね。

M: ない。

G: ちょっとうらやましいみたいなジレンマってところなのかな。

M: たんに憧れですね。時代のせいにしたらあれだけど90年代中盤から後半に音楽を聴きはじめたので。

H:渋谷系だから。

M:当時って、いかに変化球がうまく投げられるかってことを競っていた感があって。僕は高校の時、ベアーズとかガンガン行ってたけど、そこからの影響というか、呪縛はずっとあるのかなと何となく思ってます。

H:そう。どうしても変化球を投たくなってしまう。



-G:ベアーズと渋谷系のアーティストを具体的に挙げると?


M:ボアダムスがでかい。特に山本精一さん。

H:そだね。あと普通にコーネリアス。

M:あとは中学の頃はビィースティーボイズのレーベル、グランドロイヤル 。

H:あーそれだ。

M:日本人のバッファロードーターや同世代のベン・リーがデビューしたり。

H:週辺でBeckやチボマットがいたり。

M:大阪のスカムシーンが世界と繋がってる感じも面白かった。まぁ、今でもあのへんのシーンは海外でもバリバリ活動してるけど。そのへんをうまく国内で掬ってくれる環境があって。手広く色んな音楽を聴けたのはデカかった。

H:そうだね。

M:思春期のとき少し上の世代はブルーハーツがあって、ちょっと下の世代はゴイステがあって、今のコたちはかまってちゃんがあって、僕らの頃は、そういうストレートなメッセージを発する人たちがいなかった。そのせいか平野くんだけじゃなくて、みんな照れがあるのかな(笑) 中学生の時にみどりとか聴いてみたかった。


-G: 照れというのは、これを直接的にやってしまおうじゃなくて、遠回りしてやろうみたいなところ?

M: 狙ってやってるというよりは、自然で直接的って感覚にいかない感じがありますね。



-G: なかよしのメンバーはほぼ同世代であり、二人の間でも音楽性のずれはなく共有できてるように思えますが...

M:10代の頃に聴いてきた音楽に関してはほぼ一緒で。今は多分ぜんぜん共有できてない。

H: 笑

M:僕は最近もっぱら加藤ミリア聴いてるし。



-G:曲作りはどのような感じで作っていますか?

M
:後藤君がテレコでカセットテープに鼻歌を録音してきて、酒井くんが再構築する感じ。

G:森川さんと平野さんは、そこにどういう風に自分たちの音をのせていくのでしょうか。

M:あっちゃんが大体の方向性を決めて、そこから模索していく感じです。

H:最近は後藤君とあっちゃんが完璧にアレンジしてくることが多いので、いろいろ模索はするけど、結局できないのでいい感じになかよしグループっぽい感じになります。

G:酒井君が重要なパートを担っているように思えます。

M:頭脳派で彼がいないと成り立たないですね。

G:酒井君はどういう経由でなかよし入りを果たしたのでしょうか。

M:theNOのコグチ君から、大阪でのライブに誘われて、それが家出少年やワッツーシの安里さんが出るイベントで。やべー関西ゼロ世代こえーってビビってて。当時三人だったんで、あまりにも心細かった。あっちゃんは曽我部恵一さんのローズ周辺で色々やってる人で、気軽に声をかけられる器用な人がいたと思って「一緒に大阪行こうよ」と誘ってみたら乗ってくれた。そこから加入した流れです。

G:じゃぁ、酒井君が入って、なかよしは変わったのかな。

M:よりバンドには近づいた。



-G:バンドに近づいた。それは、酒井君が頭脳派だから? 頭脳派をみんなにわかりやすくいうと、どんな感じかな。

M:楽器がちゃんと弾けると、あと柔軟にいろいろ対処してくれるとか、あとは人間的に優しいとか(笑)

G:バンドのまとめ役、最年少でありながら、リーダーは酒井君?

H:実質あっちゃんがリーダー。

G:あっちゃんさんが加入されるまでは、リーダー的な存在は誰が担っていたのかな?

M:あんま主導権を握る人がいなかった。

H:それは問題のひとつだった。




-G:どんな問題?

H : 活動しない(笑)

M:推進力がないから。友達としてはめっちゃまとまってるけど、あっちゃんが入って色々役割
が明確になった感がありますね。
僕はバンド内でいえば広報担当だし、音楽的な骨組みの部分は平野君だし、後藤君はうちのバンド唯一のアーティストです。


-G:なかよしグループの音楽について。メンバーの入れ替わりなどでも、昔→今→これからでなかよしグループの音の方向性をサウンド面にしぼると、どんな変化がありましたか?

M:以前はニューウェーブやジャーマンパンクっぽいと言われることが多かったんですが、今は曲を作った人の気分が大いに反映されるので雑多なジャンルの曲が生まれてます。



-G:なかよしグループがこれからについてお聞かせください。

M
:まとまった音源をだしたい。リリースは未定。

H:ジャケットできしだい

M:1曲出来てるから、あと2曲ぐらい録りたい

H
:やりましょ

G:あと2ヶ月あれば、間に合うのではー

M:なんとかしたい!

G:なんとかしてー!! (笑)



-G:音源を出すことの他にこんなバンドになっていきたいとかありますか?
野望でも、なんでも構いません!

M:男女問わずモテたい!そんなバンドになりたいです。

H:誰かが暇だなぁってときに選択しの一つとしてなかよしグループでも聴くかってなってくれればいいと思います。


- G:音楽とは?

M:憧れです!



-G : 次の質問はチミドロ スズキナオさんからの聞いてくれ、と言われたんですが(笑)
好きなラーメンは?(笑)


M:僕は二郎(本店原理主義者)です。あと年一くらいで食べる天下一品は美味い不味いを抜きにしてソウルフードだと感じます。

H:全般好きです。最近は近所のコツ一丁が好きです。手作りの具材(とくにチャーシュー)がおいしいです



-G:最後に大阪、広島のみなさまへ向けてメッセージをお願いします。

M:僕ら自身が大阪広島に行くのを本当に楽しみにしています。
チミドロ共々よろしくお願いします!

H:お暇でしたらきてください。


ありがとうございました〜!
nakayoshi group HP
http://www.nakayoshigroup.com

 



 
     


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