ばきりノす、ガッキーがChimidoroにインタビューしてみました☆

なかなかにロングインタビューですが、企画の告知動画でBGMで使わせてもらっているchimidoro、気になって仕方ないって人、何だあの曲は?って人、
これを読んでさらにchimidoroの事、気になっちゃって下さい!
→nakayoshi groupのインタビューはこちら。



*第1回目 チミドロの成り立ち
*第2回目 チミドロメンバー増員のわけ
*第3回目 チミドロの歌詞観
*第4回目 チミドロとばきりノすについて
*第5回目 チミドロにとってのくだらなさとメッセージ

** 第5回目 チミドロにとってのくだらなさとメッセージ
ガキ(以下G) / スズキナオ(以下S) / イッチー(以下I )



- G:イッチーさんは今、他にバンドされてるんですか。

:いや、全然やってなくて。ほんとバンドとか駄目なんですよね、体が拒絶反応をおこしちゃうというか。



- G:昔はどんなバンドされていたんですか。

:僕自体はブルースやソウルやファンクがすごく好きでそういうところから入って。エリッククラプトンやジャックベリーを聴いてた。高校行ったら、メタルを聞く友達がすごく多くて、これかっこいんだっと言われた。僕の中では、全然かっこよくないんだけど、お勉強みたいな形ですごい一生懸命聞いてて、聞いてるうちにそういう音楽をやるようになった。でも、元が好きじゃないから、、このままじゃやりたくないなぁって。まぁ好きなところもあって。楽器やる人とかは、どんな音楽でもやるから。でも、結構、周りは固定概念が強い人たちが多かったな。僕はすごく珍しがられてて、メタルとかをやっていたのにチミドロっていうのをやってて、何それ?みたいな。テクノみたいなのもあり。でも、チミドロってすごいんだ?って言われたり。全然すごくないんだけど、検索すると、いろいろ出てきちゃって。露骨に出てくるの。フランス行きましたとか、○○さんと共演しましたとか。ほんとイヤなんだよ。俺は。

S:俺も言われるよ。いろいろ一生懸命頑張ってだんなって。でも、結局、俺はみんなでスタジオ入って曲作ってるときに、このバンド面白いなーって瞬間が訪れる時がある。すぐ終わるけどね(笑)あって思うけど、あとでね。いつも自信なくて、サイテーだとか思ってるけど、なんかふと、我を忘れて、このバンドサイコーだなって思うときがあって、それを楽しんでくり返してるみたいなとこもある。曲作ってても、これはすごいってなる時があって。

G:でも、その瞬間がないと継続できないと思う。

S:フランス行ったことも大爆笑だったんすけど、ミヤマッチの親戚で寺をやっている人がいて、毎年大みそかのカウントダウンで、「3、2、1、新年あけましておめでとうございます!」っでチミドロをかけてくれるの。今年は「BABY」でやってくれたとか。そのくだらなさと、フランスに行ったこととか同じ面白さであって。バンドやってたら、こんな変なことが起きたーというのが全部おもしろい。

:なんかお金っていう既成概念を取っ払うと全部フラットなんだけど。ただその既成概念はあまりの事実として生活に密着し過ぎているから、払えないからフランスの方が大きなことに思えるんだけど全部一緒なんだよね、すごいーって。

S:うん、なんかゲラゲラゲラみたいな。俺もCD作って、山形が田舎なんだけどそこに持っていったの。親戚に「よくわかんなかった」って山形弁で言われたりして、でも仏壇に飾られてたりして。ははは。俺、これがやりたくて作ったのかなと思っちゃったり。何でもいいんですよ。くだらねぇなーなにしてんだろう。思い出が出来て楽しいなーって。

G:うちの親戚もフランスに行くとき、空港から近かったら泊めてもらったら、みゆきは大丈夫なのか、どこいに行くんだ、ほんとに大丈夫かって何度も心配されて。説明しても分かってもらえなかった(笑)

:僕の場合も父親とかには、まず、チミドロなんての単語がすごいからいえないし、音楽も聞かせれないし、ただ、フランス行くって決まった時に、そうかお前昔から音楽やってるもんな、会社には迷惑かけんなよって言われましたよ

S
:ミヤマッチは特にすごかったよね。長期休暇をもらうかわりに、会社で、チミドロライブが日本とフランスを結ぶプロジェクトで、どういう風に社会的な貢献になるかのっていうのをプレゼンをしたんだよね。東京の本社と大阪支社を同時中継で結んで1000人ぐらいの前で。あの人は一番ちゃんとした務め人だから。くだらないよね。ははは。だから、遊びが全部発端だから、何になってもくだらないんだよね。

:CDになった!くだらねー、ライブかました!くだらねー、褒められた!くだらねー、みたいな。

S :で、うわぁ楽しいねって。

:PV作ってもらった、うわーくだらねー。ほんとお金かけて作ってもらってるのにくだらねぇな、なにしてんのかなって。

S:そういう感じですね。結局まともですからね、狂えないっていうか。

:まともだよね、なお君も。お酒さえなければ。普通のサラリーマンで。お酒があるから、リリックできるわけで。

S:まっとうだから、まっとうだなっておもって。まっとうじゃないようにどうしたらなるかなぁって。

:まっとうていう言葉を僕はすごく悪いと思うんだけど、疲れるんですよ、すごく。朝9時から夜7時まで働いて、その前とその後の時間はどうしてもフリーで使いたいから、使うとその時間がまっとうじゃなくなるって評価になるんだけど、それはちょっと違うというか。よっぽどこっちのほうが、みんながまっとうな時間に苦しんでるっていう感じもちょっとあるのかなーと思うんすけど



- G:最後にみんなへのメッセージをお願いします。

S:いい音楽を聴きにくるというよりは、東京でサラリーマンをやりながら音楽をやっている人たちがいるんだねぇっていうくらいで来てほしいです。音楽をやってるけど、突き詰めてやってないけど、こういうやり方もあるっていうことを証明したいというか。

G:チミドロは敷居が高くないから、音楽を全然知らない人でも楽しめるよね。

S:うん、みんな友達になってください(笑)で、どんどん増員して、メンバー探しもします。

:出た、メンバー探し(笑)

S:でもね、敷居は低いけど、どっか負けたくないってのはあるよ。

:おっ出たね。リーダー。それだけ、すばらしいってことでしょ。

S:みんなには勝てないけど、できれば誰もみたことないことをやりたいです。


ありがとうございました〜!
chimidoro HP
http://chimidoro.iiyudana.net/





   
     


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